医療費のお知らせ

当健康保険組合では、自分がいくら医療費を支払ったか、実際の医療費はいくらだったのかを確認できるよう「医療費のお知らせ」を作成しています。

POINT
  • 「医療費のお知らせ」や、領収書・明細書で、実際にかかった医療費をご確認ください。

病気やけがの治療を受けたときにかかる医療費は、診療報酬という国が定めた基準に基づいて、全国どの病院でも一律に決まります。ところが、みなさんが病院の窓口で支払う金額は、保険証を提出すれば自己負担分のみで済むため、実際にかかる医療費がいくらだったのか、意識しにくい仕組みとなっています。

そこで、健康保険組合では、みなさんが支払った医療費や健康保険組合が負担した給付金等がわかる「医療費のお知らせ」を作成し、みなさんにWebでお知らせしています。

ご自分の医療費をご確認いただくとともに、請求金額に誤りがないか、受診した覚えがない請求がないか等の点検にご活用ください。
実際に支払った金額と通知書の金額に相違があったり、ご不明な点があるときは、健康保険組合までお問い合わせください。

参考リンク

1.Web版「医療費のお知らせ」について

  • ①医療費のお知らせをWebで見られます。
    • 過去5年分が閲覧できます。
    • 診療月の3か月後から閲覧できます。毎月上旬に更新します。
    • ユーザーIDとパスワードは、家族単位で発行しています。
      医療費情報も家族単位で表示されます。
  • ②ジェネリック情報も見られます。
    • 月間の医療費情報だけでなく、ジェネリック医薬品情報も見られます。
  • ③医療費控除にも活用できます。
    • 確定申告をe-Tax(電子申告)で行う場合に利用できる医療費控除用のデータを、所定のページからダウンロードすることができます。
    • Web版「医療費のお知らせ」を印刷して、確定申告に使用することはできません。
      ご自分で作成する医療費控除の明細書の参考資料としてご利用ください。

2.医療費のお知らせ とは

  • ①この「医療費のお知らせ」は、厚生労働省の指導で行っており、目的は次の通りです。
    • (1)被保険者・被扶養者に医療費がいくらかかっているかを知ってもらい、より健康管理に注意することにより医療費の削減を図る。
    • (2)被保険者・被扶養者に医療費の過剰請求・空請求をチェックしてもらい、不正請求をなくす。
  • ②医療機関の窓口では、初診料・検査料・処置料等、項目ごとに医療費が記入された領収書や、より詳しい医療情報が記載された明細書を発行してくれます。「医療費のお知らせ」と照らし合わせてチェックするように心がけましょう。

    <医療費確認のポイント>

    • ○受診した覚えがない病院などの記載はありませんか?
    • ○病院の窓口で支払った額と記載金額が異なっていませんか?
    • ○診療日数・医療費総額・自己負担額など、内容をご確認ください。
    • ○公費(医療費助成)を受けている方は、通知内の「国・市町村が支払った額」欄に医療費が記載されているかご確認ください。
  • ③減額査定等は、別途お知らせします。
    健康保険組合や社会保険診療報酬支払基金による審査(過大診療などに伴う費用の減額査定等)の結果、総医療費が減額され、医療機関窓口でお支払いいただいた自己負担額(3割部分)も10,000円以上減額される可能性がある場合は、別途、健康保険組合より通知を送付いたします。
    • ※診療の状況等によっては、自己負担額の減額分がそのまま返還されるものではありませんので、ご注意ください。
  • ④医療費も含めた保険給付金は、事業主とみなさんからお支払いいただいている貴重な保険料から支払われています。医療費が増加すれば負担していただく保険料も増加しかねません。適正な受診を心がけましょう。

3.個人情報の取り扱い

健康保険組合の個人情報の取り扱いにつきましては、こちらをご参照ください。

参考リンク